日本のカーテンの歴史
歴史
窓に掛けるものとしてお馴染みのカーテンですが、その歴史は一体いつから始まったのでしょうか?
実は大昔。。。今とはまったく違うカーテンの使い方をしていたといいます。
そんなカーテンは、いつ頃誕生したのか??
日本へはいつ伝わったてきたのか??
本日は、カーテンの歴史への旅です♪

カーテンの起源
「カーテン」の語源は、ラテン語の「cortina」から変化したと考えられ、遥か昔、エジプト時代まで歴史がさかのぼるといわれています。
その当時は洞窟などの出入り口に獣の皮を吊り下げて、寒さをしのいでいました。
このことから、今のように遮光目的で使われていたのではなく、ドアのようにして使われていたことが分かります。
布が作られるようになってから、プライバシーを守ったり、また安息の場を作る目的で、ベットの周囲を布で覆うものとして利用されることが多くなりました。
エジプト王は夜、カーテンに囲まれたベッドの上でのみ、自分だけの自由な時間を過ごすことができました。
建築物や家具などと違い、カーテンの耐用年数は比較的短いため、当時の原形をとどめるものがほとんどなく、実際にカーテンとして使われたもっとも古い例は、ローマ時代の絵画を見て憶測を立てることしかできず、壁の装飾や、室内の間仕切りとして使われていたといわれています。
ですから現在のようなカーテンがいつ頃から使用されたかという具体的なことはよく分かっていないとされていますが、一説によるとヨーロッパ、ルネッサンス時代の初期頃からであったのではないかと言われているようです。

日本のカーテンの歴史
日本においては、平安時代に几帳(絹の織物の衝立)が可動間仕切り的に用いられたり、御簾(竹製のすだれ)や壁代(絹の織物で壁面に掛けられた布)が使用されており、それらが日本のカーテンの原点ともいわれております。
武家時代になると、壁や襖や障子がこれらにとって代わる事になります。
日本でカーテンが使われるようになったのは江戸時代の初期で、長崎の出島に外国公館が出来た頃というのが通説になっています。
しかし、実際カーテンが使用されていたのは外国公館で、実際に日本人が使い始めたのは幕末から明治にかけての時代であったのではないかと言われています。
当時は「窓掛け」といわれ、ほとんどが輸入品の重厚で高価なものでした。
「カーテン」という言葉が使われる様になったのは、明治末期になってからです。
この頃から、素材として綿・毛・絹。麻などが用いられ国内で生産され始めてきました。
大正期に入って中産階級が増え、生活改善運動の影響もあって次第にカーテンが広まっていき、関東大震災後は建築の近代化及び洋風化が進み始め、カーテンも増えてはきたもののまだ一部の上流階級が使うものでした。
一般住宅に本格的にカーテンが普及し始めたのは、昭和30年代入ってからのことです。
それは日本住宅公団によるアパート建設が始まったことにより、住宅産業が盛んになりカーテンが生産されるようになったのです。
その後昭和40年代に入ると、遮光、遮熱、防音などの諸機能を持つカーテンが登場し、昭和48年の第一次オイルショックを境に、省エネに対する関心が一般の人々にも広まり、カーテンは家庭の必需品として定着してきたのです。そうして現在では、部屋の装飾として、また壁や家具とのコーディネートをした使われ方をされるようになり、現代生活の中で欠かすことのできない必需品となったのです。
ココロ弾む、春色に.....♪
日本のカーテンの歴史は、まだ浅く、毎日の生活を豊かに彩ってくれるというカーテンの重要性の認知度は、海外に比べまだまだ低いといわれていますが、春の衣替えとともに、お部屋の雰囲気を着替えてみませんか?
カーテンは、毎日何気なく生活するお部屋の空間を「あなた好みの心安らぐ空間」へと演出をしてくれるものです♪
ファッションを楽しむように、メイクを変えるように、今年はお部屋の中の装いをお洒落にしてみませんか?
きっと、あなたの心も春色に「わくわく♪」「ルンルン♪」弾んでくるはずです♪
窓に掛けるものとしてお馴染みのカーテンですが、その歴史は一体いつから始まったのでしょうか?
実は大昔。。。今とはまったく違うカーテンの使い方をしていたといいます。
そんなカーテンは、いつ頃誕生したのか??
日本へはいつ伝わったてきたのか??
本日は、カーテンの歴史への旅です♪

カーテンの起源
「カーテン」の語源は、ラテン語の「cortina」から変化したと考えられ、遥か昔、エジプト時代まで歴史がさかのぼるといわれています。
その当時は洞窟などの出入り口に獣の皮を吊り下げて、寒さをしのいでいました。
このことから、今のように遮光目的で使われていたのではなく、ドアのようにして使われていたことが分かります。
布が作られるようになってから、プライバシーを守ったり、また安息の場を作る目的で、ベットの周囲を布で覆うものとして利用されることが多くなりました。
エジプト王は夜、カーテンに囲まれたベッドの上でのみ、自分だけの自由な時間を過ごすことができました。
建築物や家具などと違い、カーテンの耐用年数は比較的短いため、当時の原形をとどめるものがほとんどなく、実際にカーテンとして使われたもっとも古い例は、ローマ時代の絵画を見て憶測を立てることしかできず、壁の装飾や、室内の間仕切りとして使われていたといわれています。
ですから現在のようなカーテンがいつ頃から使用されたかという具体的なことはよく分かっていないとされていますが、一説によるとヨーロッパ、ルネッサンス時代の初期頃からであったのではないかと言われているようです。

日本のカーテンの歴史
日本においては、平安時代に几帳(絹の織物の衝立)が可動間仕切り的に用いられたり、御簾(竹製のすだれ)や壁代(絹の織物で壁面に掛けられた布)が使用されており、それらが日本のカーテンの原点ともいわれております。
武家時代になると、壁や襖や障子がこれらにとって代わる事になります。
日本でカーテンが使われるようになったのは江戸時代の初期で、長崎の出島に外国公館が出来た頃というのが通説になっています。
しかし、実際カーテンが使用されていたのは外国公館で、実際に日本人が使い始めたのは幕末から明治にかけての時代であったのではないかと言われています。
当時は「窓掛け」といわれ、ほとんどが輸入品の重厚で高価なものでした。
「カーテン」という言葉が使われる様になったのは、明治末期になってからです。
この頃から、素材として綿・毛・絹。麻などが用いられ国内で生産され始めてきました。
大正期に入って中産階級が増え、生活改善運動の影響もあって次第にカーテンが広まっていき、関東大震災後は建築の近代化及び洋風化が進み始め、カーテンも増えてはきたもののまだ一部の上流階級が使うものでした。
一般住宅に本格的にカーテンが普及し始めたのは、昭和30年代入ってからのことです。
それは日本住宅公団によるアパート建設が始まったことにより、住宅産業が盛んになりカーテンが生産されるようになったのです。
その後昭和40年代に入ると、遮光、遮熱、防音などの諸機能を持つカーテンが登場し、昭和48年の第一次オイルショックを境に、省エネに対する関心が一般の人々にも広まり、カーテンは家庭の必需品として定着してきたのです。そうして現在では、部屋の装飾として、また壁や家具とのコーディネートをした使われ方をされるようになり、現代生活の中で欠かすことのできない必需品となったのです。
ココロ弾む、春色に.....♪
日本のカーテンの歴史は、まだ浅く、毎日の生活を豊かに彩ってくれるというカーテンの重要性の認知度は、海外に比べまだまだ低いといわれていますが、春の衣替えとともに、お部屋の雰囲気を着替えてみませんか?
カーテンは、毎日何気なく生活するお部屋の空間を「あなた好みの心安らぐ空間」へと演出をしてくれるものです♪
ファッションを楽しむように、メイクを変えるように、今年はお部屋の中の装いをお洒落にしてみませんか?
きっと、あなたの心も春色に「わくわく♪」「ルンルン♪」弾んでくるはずです♪
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